先月届いた 北海道の真鱈(マダラ)という魚です。

北海道は 太平洋、日本海、オホーツク海と、三つの海に面していますが、
函館は、太平洋と日本海をつなぐ 津軽海峡に面しているので 魚の種類も豊富です
同じ魚でも 太平洋と日本海では 味に大きな違いがあるんですよ。
時期にもよりますが、この鱈は80cm位で 海老カゴに入ってしまったものなので、特別なんです。
刺身、内臓は茹でて酢味噌で、アラは鍋、頭は煮付けにと、全てを美味しくいただきました。
この時期だけの 最高の贅沢でした。

けんしゃーあ


この、贅沢な鱈を料理するのに ふさわしい刃物を、と 悩んだ末
選び出したのは 阿仁のマタギが使っている 刀、
山の中で食事を作る時には、木を削ったり 切ったり 食材を調理するのにも、
この山刀一本で済むように作られています。

秋田の阿仁川で知り合いになった釣友の作で、私の鮎掛け針と交換しました。
見事な切れ味で ハモ、うなぎ等にも 充分使えるほど繊細な面もあるんです、
私には使いきれませんでしたが、一応 目的の料理は出来て、
山刀の味も加わり、最高の 鱈づくしとなりました。
ごちそう様、ありがとうございます。

感謝!

けんしゃーい