40年も前から随分活躍してくれたレンズで思い出も多いが
現在はほとんど使うチャンスが無いままで たまに虫干しをします
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フィルムカメラのみで撮影していたのは15年前迄でした
14年前には フィルムカメラの他にデジタルカメラの小型を
持ち歩くようになり いよいよ経費の節約にもなる事から
デジタルカメラだけで撮影する事が多くなりました
上の写真のレンズは ニコン製 300㎜ F2.8と呼びます
フイルム時代にはどうしても必要で日本の3000m級の山やま
ヨーロッパの山やまをリュツクに入れ共に歩いた相棒です
写真撮影や道具に詳しい方は おや と思うのは
三脚の台座が変わっているところや先端部のフードの形が
気になる所です
私は手持ちで撮影する事がほとんどなのでアルミを削りだして
形を整えて自作しました 
フードは報道機材課にお願いして 重くなっても
しっかりした物を作ってほしい希望を言いました
先端部が重くなった方がバランス的には良くてブレの無い状態
を保つ事ができる有利な面もあるんです

色々話はあちこちに飛びますが 本題は
現在のレンズに使用されている材質より はるかに上質な事
で写りにも大きな違いが出る事なんです

フイルム時代には置ピンと言い何か目印になる物を探しておき
それにピントを合わせておき  目的物が目印に来た時に
シャツターを押すんです 
この方法は犬写真を撮る時にデジタルカメラも同様の考え方で
オーケーです 昔の道具や友達も大切にして活躍のチャンスを
作って楽しんだり 懐かしんだりして下さい
思いもしなかったほどの傑作が撮れます


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L37c 122mm と書いてあるのがフィルターです
レンズにフィルターを付けておくと 軽い接触や汚れが付いた
時に軽い気持ちでテッシュで拭く事もできます
雪などが付くとその部分が曇る事があるんですが拭いても
すぐに曇りますから フィルターは一時的に外して撮影します
先端のレンズよりもカメラ側のレンズの方が写りに影響します


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レンズ1本の為にアルミケースがあったり専用のごつくて
がさばる専用ケースがありましたがリュツクから素早く
取り出せて移動に便利なカバーは 副園長が35年位前に
どこかの山奥で天気待ちをしている時に作ってくれたと
記憶しています それ以後針を使っている姿をみかけない