人生の折り返し点でいただいた 思い出の金メダル
オホーツク海に面した湧別で開催されたクロスカントリースキー大会でいただいた物です
100キロの道のりをスキーで走るわけですが 真冬のスキーマラソンこれがなかなか難しいんです
夏には魚釣りでよく行く北海道の東地区なんです 特に湧別川は上流から河口迄知らない所はありませんが
真冬は流氷が海を覆い 風は強くて厳しい 独特な変貌をみせる地区なんです
念満な計画を企てて挑む事にしましたが 他人の言うことは参考として聞きますが
自分で計画したり確かめたりしなければ納得しない性格ですから
冷静にコツコツ計画を進め 大会に参加する理由を話し合い納得した結果
妻(犬舎のお母さん)は48キロコース 私は100キロを目標とし申し込みをしました
100キロを9時間15分で走りきる計画ですから
7時30分スタートでゴールには夜間照明 走る者はヘッドライトを付ける事になります
他人と競走する訳ではなく 自分とだけ向かい合う
そんな表現がピッタリする時間でした
20年前 人生を左右すると思えた事件 体調不調でその場入院生死をさ迷が一命をとり止めた
慌しい時間と 今迄の環境から離れて ゆったり人生を楽しみたい
その区切りにするには申し分の無いチャンス
妻は私の性格を良く理解してくれていたので賛成してくれて
私も参加してこれからの新しい人生に加わる と言ってくれたので共にスタート台にたった
その大会でいただいた記録入りのゼッケンとメダルである
人生には 節目とか迷いとかが何度かあると言われますが まさにその時でした
ゴールには大勢の人 役員 迎えの人 倒れ込んでいる人はいません
皆 スクッとした姿勢で遠くの空をジーッと見る者 うつむき加減で考え込んでいる人
中には大学卒業を記念して今後の自分に カツを入れる為に参加した若者は
今回の経験を活かして大人になります としっかりした口調で言いました
私達とまったく同じような心境だったんです
ゴールした私が靴を脱ごうとしても なかなか脱ぐ事ができません
暖かい所で時間をおいてから ゆっくり紐を解きましたがダメです
皮膚と靴下レーシングブーツが出血で一体化していたので ぬるま湯に漬けて脱ごうととしました
ジーンとした痛みは むしろ心地良く思えた事が思い出されます
スキー経験の少ない妻は 私どころではない大冒険だった事だろうと想像します
慣れない細いスキーかかとが安定しないビンデング 疲労で転倒に次ぐ転倒
見事な激走コースの完走 特種な根性を見た思いをしました
人生の意味や我を忘れそうになった時の為 居間に置いてある 私達の金メダル。
最近産まれたオコジョさんの金メダルです
このメダルは男性だけ 女性だけではいただけません
両者の協力が必要な事と 『コウノトリさん』 に真剣に向かい合ってお願いした結果ですから。
ホームページより入り パグコーナーをご覧ください
楽しい記事と写真が たくさん載っていますよ
最後まで見ていただき ありがとうございます
ブログのランキングに参加しています
ポチッ、ポチッ、ポチッと クリック お願いします
にほんブログ村