keiko_frenchのブログ・父ちゃんブログ

犬舎の様子を お知らせしています(父ちゃんのブログ)  フレンチブルドッグ・パグ・柴犬・・・30頭

スキー

柴田幸信 氏とジャンボ釣法でマグロ遊び



少年時代からスキーのライバルであり 氏は4歳年上だ
柴田1
 

(2年前の北海道新聞 写真上をクリックすると大きくなり読みやすくなります)
柴田幸信氏は外国旅行するのも難しかった約50年前 
キリマンジェロを始め さまざまな意味で困難となる山を滑って多くの人を脅ろかした
 『まさか』 ある意味ではエベレストより登山する事すら難しいとされる山々を
滑ったとは 何度も新聞や雑誌を読み返したものだった
ライバル心がメラメラ燃え上がった結果 私はスキーデモンストレーターへの道を
突き進みつづける事となったのである


柴田2


柴田氏は小樽 私は札幌生まれで隣町だった
似たような少年時代を経て育ったと想像するが 学校に行く暇が無かったほど
遊びに忙しく 当然スキーや魚釣りも大切な遊びでのうちで本人は真剣だった

互いにスキー界で活躍した後 しばらく面会するチャンスが無かったが
マグロ釣りの話題の中に 氏の名前と『ジャンボ1本釣』竿を使い大物とのやりとりは豪快極まりない
と言う すぐに電話を掛けた事は言うまでもない
『すすむチャン直来いよ』と大きな声で言ってくださる
ワイフと小型犬を同伴する事 取りあえず1ヶ月位 を告げると
積丹半島の余別で経営している 海鮮割烹 新生旅館に来るようにとの事だった

約束した日に伺と なんと 大きな離れはお風呂と台所 犬が泊まり客と会う事がない配慮
海の状態がみえ 釣り道具を作ったり 釣上げた魚を処理したり保存する
作業場もすぐ近く 船までは自転車で3分
子供の頃からのライバルは 最高のもてなしで待っていてくださった


柴田3


トレーニングが始まったが 特別な説明は無い
今日は40cmのソイを200尾そろえなければならないので 
小根で20尾づつ獲るから10ヶ場移動するよ と言われる 専門用語ばかりですから
素人には理解できづらいが? 釣り子という立場の私に釣らせる
要するに 腕前を見てから今後の指導の計画を立てるようだった
ヒラメのへら引き ブリのテンテン釣りやトローリング等を経て ついに本題の
仕掛け作り 掛かったマグロとのやりとり 取り込み 処理 
本物の一本釣り漁師 親子でも教える事が無いと言われて 極秘枝術まで指導して下さった

一つ楽しいエピソード
津軽海峡 竜飛岬沖での事だった
16m竿のブレーカーがブチ切れラインがすごい勢いで吸い込まれるように海中へ
掛かった いつもどうり出て行くラインをゆっくり そしてしっかり止めていると
氏は船のアクセルを開いて しっかりフッキングさせてくれた
取り込み始めた 氏がじゃまにならない所にヤスを2本 それとなく置いてくれた
船に固定式するリールは使わない 手だけでやりとりするのが我がルールなので
マグロの様子が直接感じるのだが いつもと違う重さ等など
『 進ちゃん 手こずってるね 』 汗でびっちょりな頭と体に そして口にも水をいれてくれた
重いだけではなく マグロの頭が定まらなくて船に向けるのが難しい 
やっと船の側に寄ってきたのを見るヤスを打つ100Kg位だが海中を見ると30m先にはもう1本
くるくる円を描いているマグロがいるではないか
先のをマットの上に乗せて両動脈切締めをして船倉プールへ入れている間に
氏が2本目のマグロを船べりまで寄せていた すかさず私がヤスを打つ これもホッペに命中

2本フッキングはめずらしく 2本共取り込み成功 すかさずの処理 完璧だった
なにより2本 ヤスを用意してくれたのは?・・・・・・・
互いに仕事を誉めたりはしなかった
まだマグロはいて釣れる状態だったが 『 帰ろうか 』 『 そうだね 』
午後の陽射しが強い 竜飛からは福島沖に向いそれから札前港に入るのが急がば回れで
海峡走りとなっているが約50分間 2人でにぎりめしを食べながら
『 明日は何処に行く 』先程の事は話題に無い 反省も喜びの言葉も出ない
当たり前だろう 少年時代から互いに認めあってるライバルだから

ライバルも歳を獲った 私も歳を採った 
永遠のライバルに先日電話をして 元気な声を聞いて安心したり
氏は天然マグロの安定供給 私は犬の健康研究 ライバルは続く。

柴田4

僕は人間の不思議を研究しています


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最強の女性3名


84歳でした お亡くなりになって1年7ヶ月 が経ちます
スポーツ・ジャーナリストとして世界中を駆け回った日本人 黄色のハンチングがトレードマークで
ZINの愛称で呼ばれ続けていました 
DSC_0009-1


志賀ジンさんはスキーやヨットが好きで 若い頃より自身が楽しんだりレースに参加していましたから
ルールそしてレギュレーションにも詳いので正確な報道が伝えられる人でした
スキーのオリンピック・ワールドカップはもとよりアドミラル・アメリカカップ等
オフィシャルな報告書等も多く手がけていた頃があって おおいに参考にさせていただいたものです

突然 氏の奥様から連絡があり函館に来たい との希望を聞き嬉しくもありながら 少し複雑
お叱りを受けるのかな? ではなく励ましに参上いたした とのことで ホッ

私が20歳の頃 横浜桜木町の結婚間もない新居に泊めていただいた事
ジンさんがリーダーで参加したヨットレースのスタートを観戦した事
お寿司の美味しいところがあったからとの誘いで 三崎まで行ったのも奥様とだった
 『真剣に遊べ』  『手を抜く遊びはするな』 
今考えると志賀夫婦から 言葉に出してではないが さまざまな事を教わり 私は影響された

奥様は私より12歳年上だが 横浜から函館まで一人で来られた
昔は今よりも少し若かった美女お2人 志賀メメ様と我副園長
楽しい夕食はお寿司にした


DSC_0022


若い頃からスキーやヨットを御主人と楽しんでいたので海や山を見るのが好きなんです
船が見たいとの希望 北海道の海に適している形が気になるところ等は 講談社時代の癖が?


DSC_0033


函館の名物・名所ともなっている所で写真をパチリ 記念になりそうです


20082ケリー


こちらのステキなご婦人は 桂里(ケリー)様です
綺麗なクリームやホワイトの犬を作る為 遺伝の法則には濃い色がある周期で必要な場合があるので
小次郎にみそめられて 赤ちゃんの頃から婚約していたんです 結果 虎(トーラ)が誕生
今ではひ孫達が活躍していて多くの優秀なフレンチブルドッグが誕生しています
男性は種のみ ですが女性はそれを お腹の中で長期間栄養と血をあたえ続けて育て
痛い思いをして出産するわけです 男性も女性から産まれてきたわけですから 本来受身なわけです
力強く・迫力があり・それでいて優しい哺乳類 
今回の写真のステキな3名に出会えた事に感謝しています。


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つながり・つながる   考え込むパグ犬

1970年の事は スピード化現代では相当昔のことです。

私の起床は 普通の年寄りより少し遅くAM9時頃
11月7日の事でした 
寝室のドアが鋭い音 をたてて開いた
「お父さん電話よ」  私は  「どうしたんだ」 と大声をだした
普段無いような特別な事が 何かあったなと感じた 
瞬間に壁に吊るしてあるアナログ時計を見ると
7時00分 ベットの中で電話をとると
「ごぶさたしてます 中村準一です」 といわれる。
今日の夕方頃に伺ってもよろしいか
どうぞ お待ちしてます 何か特別な事がありましたか?
いいえ お顔を・・・・・・
そして夕刻1台のタクシーが犬舎の歩道側に停まった。



中村氏

オートバイとスキーは高校を卒業すると同時にメーカー契約選手だった
札幌オリンピック(1972)はプロ・アマ問題が大きく取り上げられ
カール シュランツ(オーストリア)は世界選手権チャンピオンだったが出場
できず帰国してしまった事で その後のスポーツ界を少しづつ変えていく事に
なったのは有名な話です
その年より3年連続を含めて8年間 全日本スキーデモンストレーターのトップ
を取り続けていた時期に中村氏と知り会った
まだ若かった私の内弟子第一号となった彼とは朝から夜寝るまで
食事 トレーニング 遠征 総て同行する事となったが
年齢が近かった事もあって兄弟のような存在だった 気がつくと大会での
順位が私のすぐあと つまり2位以下18人が総て弟子となっていたので
若くして私は現役選手を引退 中村氏はグループのリーダーとなった過去がある

30代には観光ホテルのオーナーとなり 娘夫婦がいるので
現在はゆったりペンションやロッジを運営している 大型犬も泊まれるとのことだ

中村氏の顔をみるのはひさしぶりどころか40年ぶり いや35年かな
会った瞬間  言葉がでないまま握手した 何分経っただろうか
目線は互いに芯をはずれなかった
ただ目頭が熱く 涙が止まらなかった それは若かった時代から現在迄の間が
簡単な人生ではなかった事を意味する分も含まれていたからだろう

若かった頃の出会いも素晴らしい事だったが
今日の再会にはもっと深い意味と内容があった
一言では言い表せないが 確認できた事は 同じ感性を持つもの同志だった事
彼は約1時間程しか居れず待たせていたハイヤーに乗り 
東北地方へ行くと言い残し別れた
昔話をしたわけでもない ただ顔を見たかった
いや 目を見たかったんだろう つながってるか どうかを知りたかったに違いない
私はいつでもつながっている。


つながり

犬舎のお母さんとも 随分長くつながっているし
小太郎爺ちゃんとは18年になる
在犬している全員とつながってる
つながっているとは 自分の足跡のようなものかもしれない
糸を巻き取るとすぐ近くに寄る事もできる
私は犬達とリードでつながっている。




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