美味しい物を沢山食べていて 獲った直後の下処理と上手に熟成されたイノシシ肉それを食う
うなぎ、天然すっぽんの美味しさは大きさと太さも関係する
九州へは奄美迄のトカラ列島 又は男女群島への魚釣り 犬のドッグショウ等 で40歳後半頃から
よく出掛けていた 鹿児島のとんかつ屋 福岡ちんや のすき焼きを食べても
くいしんぼの私は 北海道からの行き・帰りにかならず寄る店がある
写真のように のれんも出さない小さな店で大分の山の中
人口百人位の村で店の前には無料の小さな温泉があって3-4人が入れる 脱衣場があるが狭い
人里離れた店なので大分の食通も気がつかない人が多いが
この種の料理では間違いなく 日本のトップクラスにランクされていると思われる
両親とお手伝いさんが1人 学生の頃からこの店以外を知らないし
ここの料理方法しか知らないという娘さん
何も加えない何も引きたくないと親と同様の事を言う 頼りになる一言である
しし料理・すっぽん料理・うなぎ料理・川魚料理(鮎・鯉)・鳥料理 これだけ主食材があると
調理方法が相当数になるので下ごしらえが大変らしく仕事は休日無しで深夜迄続くらしいが
私達の舌とノドを驚かせてくれる事に繫がる 店には10名入れるだろうか?
客は古くからのリピーターが多く 注文しなくともゆっくり少しずつ料理が出てくる
私も3度友人に連れていかれてから 一人でいいか電話で確かめてから招かれるようになった
いのししは 猟期があるのでその間に獲ったものを新鮮なうちに食べたり
じっくり熟成させてから料理したり 醤油で煮込んでから仕上に味噌をわずかに加えたり
始めから味噌のみで仕上げたり色々ですが 獲った後の下処理までの時間や方法によって材料の
肉の出来が違うので料理内容が変るようです
獲った直後その近くで下処理された肉の脂味はさわやかな油でいくらでも食べられ
すき焼きや しし鍋の中にくさみを取るような材料は必要ないのです しかし数週寝かせてから
の味はこくが増して味わい深く美味過ぎる
同じ事がうなぎにも言えますが 天然ものは蒸しはしないで そのまま焼きます
僅かに歯ごたえがありますが 油たっぷりでうなぎ独特の匂いが病みつきになり
養殖物の倍も食べてしまいます 東北から九州迄各地で天然のいのししが獲れますので
それぞれ独自の方法で料理されどれも美味しいはずです
各地の友人から冷凍された肉がそろそろ送られてくる頃なので楽しみにしている最近ですが
最近テレビでぼたん鍋を取り上げた番組を見て思い出したので チラッとアップしました。